Raspberry PiでつくるLED行先表示器 筐体編(前編)
お待たせしました。筐体編です。 少し長くなりそうなので2回に分けたいと思います。
全体像
まずは改めて、表示器の写真を何枚か載せておきます。
以前の記事でも書きましたが、外装はステンレス板です。ヘアラインはもう少し控えめでもいいかもしれません。
もっとコンパクトに作ることも可能ですが、今回は帯も貼りたかったので、あえて横長の構造にしてみました。
ベースは木材で、大部分はMDFです。本当はネジ穴すべて使ってLEDパネルを固定する予定でしたが、採寸ミスによりこうなっています。。w
また、元々はRaspberry Piを取り付けられる構造にしてありましたが、こちらも諸々の事情*1で現在は外してあります。
垂直に立ててしまうと少し見づらいので、写真立てのように少し角度をつけて立てかけられるようにしました。脚は外装を固定する役目も果たしています。
裏面のネジ(と脚)を外すと、外装を取り外すことができます。 四隅の部分は、鬼目ナットを埋め込むための板厚を確保するのと、外装とベースの位置決めをする目的があります。
余裕があれば、外装をあと何種類か用意したいですね。
構造
具体的な構造についてもう少し触れておきます。
上でも書いたように、外装とそれ以外の部分(ベース部)は分離式になっていて、図で表すとこんな風になります*2。
グレーの部材はステンレス板、青みがかった部材はアクリル板、それ以外はMDF板または木材です。点線はねじ止め部を示しています。 中央で水平にぶった切ったときの断面図はこんなかんじ(縦横比は適当)。
こちらが各部材の形状になります。比較的単純な構造なので、設計はCADではなくドローツールで行いました。一部修正が必要な箇所があるので、寸法入りの図は後日載せたいと思います。
とりあえず今回はここまで。後編では、部材の購入と組み立てについて解説したいと思います。
*1:LANケーブルが挿さらないとか
*2:こんな図をPowerPointで描くべきではない